“中国語を身につけたいけれど、どうやって覚えたらいいかわからない…”
“留学したこともないし、語学スクールに入るお金も高いし、どうしよう”
“大学で第二外国語を勉強したのに、全然身につかなかった”
このような経験がありませんか?
留学できる人やスクールに通える人はかんたんに中国語を身につけられるかもしれませんが、留学やスクールに通えない人はどうやって中国語を勉強したらいいのでしょうか?
まだまだ勉強を始めたばかりですが、中国語を話せる友人や中国語の講師の方に教わったことをお伝えしたいと思います。
少しでもみなさんの中国語学習の励みになれれば幸いです。
そもそもなぜ独学で中国語を身につけようと思ったのか。
私が中国語を覚えたいと思ったきっかけは、ネットニュースで、中国人の人口の多さを見たからです。
今現在、世界共通語として使われているのは英語ですよね?
英語は世界で約10万人が話すといわれているのですが、中国人の人口は2020年で約14億人もいるらしく、世界で1番人口が多いのです。
人口も多くて、中国経済も急成長しているのでこれから先きっと中国語を話す人口も増えてくるのではないかと思ったので、中国語を勉強して話せるようになりたいと思いました。
しかし、普段仕事をしていて中国語に触れる機会もないのでスクールに入って勉強するしかないのかなぁと思っていたところ、たまたま同級生と出会って話をしていたら、その友人は外国語大学で中国語を専攻していたらしく、まじめに勉強していなかったので身につかなかったみたいです。
私との話で友人も、もう1度中国語を勉強しようかなと言ってたので、一緒に勉強することになりました。
友人の同級生に中国語の講師をやっている方がいるらしく、勉強法など教えてもらえないか頼んでもらうことにしました。
それから数日後に友人から連絡が来て、中国語の講師の方に勉強法などアドバイスをいただきました。
今回は私が講師の方から中国語勉強法について、教わってきたことをいくつかご紹介します!
中国語は発音が大事
中国語には漢字の読み方に加え、4つの声調があります。高低アクセントをつけて読むことが決まっています。
例えば、「漢語」と「韓語」はどちらも「Han yu」と読みますが、前者は高いところから低いところへ落ちるように発音し、後者は低い音から高く上がるように発音します。
それぞれ、「中国語」「韓国語」という意味です。
同じ読み方でも、高さが異なると違う意味になってしまうので要注意です。
この声調を守ることはとても重要です。
最初は難しく感じますが、教科書の同じページを何度も何度も声に出して正しい高さで読めるように練習します。
私は中国語を学びたての頃、同じページだけで50回ほど復唱しました。
高低を表す記号が漢字にふってあるのですが、それを見なくても発音できるようになればOKです。この作業を覚えるまで繰り返しやっていきます。
声調以外にも、子音の発音も練習すべきです。
日本人には似たように聞こえる音がいくつかあるので、それらを区別する必要があります。
学校や職場に見てくれる先生や友人が一人でもいるならば、
発音をチェックしてもらってください。
日本には中華圏の外国人がたくさんいるので、友達を作ろうと本気になれば出会えます。
各地域の中国語コミュニティや交流会なんかも、ワンコインで誰でも参加できるので
おすすめとのことでした。
頼れる人がいなければ、CDや動画配信されているものをたくさん聴いても練習できると教わりました。
気になる中国語は、なんでもインターネットで調べる
次に語彙の増やし方についてお話しします。
発音や簡単な会話文をある程度マスターしたら、さっそくスマートフォンに中国語入力のキーボードをダウンロードします。
日本の書店には英語の教材は豊富にあるのですが、大きな書店でもない限り、中国語のテキストがなかなか手に入りません。
そこで便利なのがスマートフォンです。
「◯◯ 中国語」とスマートフォンで調べるとたくさん出てくるので、これで解決です。
地味な作業ですが、自分で調べた必要な単語なので忘れにくいですね。
次に、余裕があればその調べて出てきた中国語単語が日常生活で自然に使われているのかを調べます。
例えば、上の作業で
1.「携帯電話 中国語」と調べるとします。
2.その中国語の検索結果が「行動電話」だったとします。
3.今度は、「行動電話」とだけ、中国語のみで検索します。
4.検索結果した画像やブログなどをひと通り見てアクセスします。
5.期待通り、携帯電話の写真や記事がたくさん出てくると思いますが、“手機”と別の中国語が たくさん添えられています。
このように、携帯電話を表す言葉で一般的に言いやすいのは
“手機”だということがわかります。
この方法はとてもおすすめです。
単語以外にも、フレーズを調べたいときにも使えます。
例えば、「我愛你 幸福」と入力すると、それ以外のたくさんの恋愛フレーズ (中国語の言い方) がヒットして、ネイティブが使う言い方を自然に覚えることができます。
ここでは、「愛している〜幸せ」に絡んだ言い方がいくつか出てきます。
日本人は漢字が読めるので、漢字の読み方を知らなくても伝えたい意味をなんとなく感じ取ることができます。
これはとてもラッキーなことです(笑)
なんとなく理解した中国語フレーズをそのままコピー&ペーストして、今度はその漢字の読み 方や意味を調べます。
これによってさらに理解が深まり、マスターへと繋がります。
この方法で語彙を増やし、自然な言い方を覚えることができるみたいです。
周りのネイティブに聞く
発音と簡単な会話を覚えたら、今度は実践してみましょう!
調べることとネイティブと会話することは並行して行うとよいでしょう。
もし周りに中国語ネイティブの方がいたら、 「◯◯用中文怎麼講/說?」 ◯◯って中国語でなんて言うの?と、積極的に聞きましょう。
熱心に中国語を身につけようとする姿勢を見せると、中国人や台湾人とグッと距離が縮まり、すごく仲良くなれます。
そして親身になって中国語を教えてくれる場合がほとんどです。
本場の言い方や年代に合わせた流行語なんかも教えてくれるので、教科書よりも頼りになることもあります。
ただ、相手にも貴重な時間を割いてもらうことになるので、自分で学ぶ努力をして下調べも
行った上で尋ねるようにしましょう。
教えてくれる周りの人の感謝の気持ちと、学ぶ意欲があれば、必ず身につくと教わりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このように、発音はCDや動画配信されているものを何回も聞いて中国語に触れる勉強法は難しくは無いと思いました。
普段の生活ではなかなか中国語に触れる機会がないので、勉強がはかどらないといったことの対策にもなりますよね?
自分で努力して、自分から中国語を使うよう学ぶように心がければ、
日本にいながら中国語を覚えることは可能だということがわかりました。
勉強法には好き嫌いや個人差もありますが、取り入れられそうなものがあれば是非試してみてください。
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