日々の語学学習のやり方や勉強方法にお悩みの皆さん。
毎日の勉強に疲れてしまっている皆さん。
お待たせいたしました。
「学校じゃ教えてくれない」中国語講座のお時間がやってまいりました。
記念すべきVol.1は、初回拡大版ということで前編と後編に分けてモリモリお届けしていきます。
新しい中国語勉強法として学会で噂されているかもしれないと言われているかもしれない
こちらの企画ですが、何それ?という方もいらっしゃるかもしれません。
今回は第一回目ですので、改めて当講座のご紹介を兼ねまして、前編では当講座のメインテーマでもある「学校じゃ教えてくれない中国語とは?」という点についてお話していき、後編ではまずは基本となる実際に使える中国語フレーズ集をご紹介していきます。
教科書や参考書の内容に飽き飽きしてしまっているそこのあなた。
たまには肩の力を抜いて脱線してみましょう。
脱線することも勉強の大事なコツだったりします。
いきなり単語や文法から覚えるのもいいですが、その背景や状況を知っていくことで、より馴染みやすくスムーズにインプットできるようになるかもしれません。
普段日本語で使うような感覚にしてから落とし込むということが、語学学習する上での重要なポイントの1つであると思います。
まずはその感覚に因んだお話です。
それでは早速いってみましょう。
・方言やスラングを覚えると何がいいの?
以前当ブログ内でも少し触れましたが、中国語にも日本語と同じように方言が存在します。
一般的に私たちが耳にする中国語、また、中国語を覚える際にまず初めに勉強されるであろう
「普通話(pu tong huaプートンファー、以下“普通語“と記載)」は、日本語で言う標準語です。
この普通語は中国全土の共通言語なので、普通語だけ読み書き発声できれば中国のどこへ行っても支障はありません。
ですが、プラスアルファでその地方の方言やスラングを幾つか覚えておくだけで、現地の人とより距離が縮まり、いつもと違った発見や嬉しいサプライズがあるかもしれません。
「自分の体感でもありますが、やはり現地の生の言葉や方言で意思疎通ができると、より相手との親近感が湧き、好かれやすい気がします。」とのこと。
確かに外国人が関西弁を喋っていたり、拙くても一生懸命その土地の言葉を使って伝えようとしてくれていると好感が持てますよね。
現地の人も方言で喋りかけてもらって悪い気はしないと思うのです。
また、言語は時代や流行に大きく影響を受け常に進化していきます。
特にSNSの発達が目まぐるしい現代社会において、ネットなどの媒体を通じて日々多種多様なスラング、新語が生まれます。
中国語も例外ではなく、ネットや知り合い同士のやりとりなどで使われるスラングが存在します。
日本語で言うなら、例えば“笑う“を意味する「草」です。
(笑)が省略されて「w」になり、それが「www」と連続する様子が、草が生えているように見えるので「草」になりました。
教科書に載っている意味や用法とは違う使われ方をする、いわゆる俗語、これがスラングです。
最近だと「3密」や「ソーシャルディスタンス」なんかもそうですよね。
時代や流行に色こく影響を受けて生まれた新語です。
皆さんも今や当たり前のように使われている方も多いのではないでしょうか。
普段日本語では何気なく使っているかもしれませんが、この何気なく使う言葉という点が他言語を学習する上でもとても重要だと思うのです。
普段意識せず何気なく出てくる言葉は、果たして本当に学校や参考書で習う通りの言葉なのか?ということです。
前回「This is a pen.」を例に出してお話しましたが、普段の主な会話やSNS上でのやりとりなんかは、固く丁寧な言い回しよりも、砕いた表現でより感覚的に感情や意見を伝える方が一般的に違和感なくスムースです。
例えばそれが、これから中国人と友達になりたい、取引先が中国人である、中国人の彼女が欲しい、彼氏が欲しいなど、仲良くなりたい相手がいるなら尚更です。
これらの方言やスラングを少しおり混ぜるだけでも、打ち解けるのが格段に早いと思います。
そして、やっぱり綺麗な言葉だけではなかなか会話できないのが本音です。
下ネタや下品な言葉だって知りたい! わかります。
むしろそれが知りたいんだ! わかります。
言うなれば標準語とはあくまでもベースであり、みんなが同じ制服やユニホームを着ているようなものです。
そこにスラングや方言で着こなしえを変え、下ネタなどのアクセサリーで適宜装飾することで、
より自分のスタイルを表現することができ、効果的に相手にアピールすることができるようになると思うのです。
使う使わないは別として、引き出しは多ければ多いほど選択肢や可能性が増えていきます。
選択肢や可能性が増えればそれだけ中国語の世界も広がっていきます。
あくまでボキャブラリーや語彙力を高めるという意味では、知っていて得はあっても損なことはないでしょう。
さあ、皆さんも引き出しに下ネタやスラングをいっぱい詰め込んでいきましょう。
・前編 まとめ
なんとなく、感覚は掴めてきていただけたでしょうか。
考え方や意識を少し変えるだけでも、難しいとか苦手だと感じていた部分がむしろ面白く感じてくることがあります。
こうしたスラングや方言、情報を知っていくことで、中国語をより身近に感じることができるようになるかもしれません。
教科書や参考書というのは情報がリアルタイムではありませんが、当講座では、
実際に現地で使われているリアルな中国語をお届けすることができます。
普段の学習にプラスアルファして、“生きた中国語“を学んでいき、より良い中国語ライフをエンジョイしていってもらえれば幸いです。
そしていよいよ後編では、実際に使える・覚えておきたい中国語のフレーズ集をご紹介・解説していきます。
今回は初回ですので、基本となる部分を大切に、「取り敢えずまず使えるフレーズ」集をテーマにしています。
体験談を踏まえてわかりやすくまとめていますので、ぜひご覧ください。
それでは。
後編へ続く。
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